季節の疾患

インフルエンザ

インフルエンザウィルスにはA・B・Cの三型がありますが、日本ではほとんどA型とB型です。
乾燥寒冷の冬季に流行し、高齢者の合併肺炎、乳幼児の脳炎、脳症は重篤です。
潜伏期は1~3日と短く高熱と共に突然発症します。家族や職場、学校など周囲に流行があります。
悪寒・発熱・頭痛・腰痛・全身倦怠感などの全身症状に続いて鼻水、咽頭痛、
咳などの呼吸器症が出現します。38~40℃の発熱が3~5日継続し、急速に解熱します。
筋肉痛や関節痛・嘔気・嘔吐・下痢・腹痛などもみられます。

流行期の突然の発熱(38℃以上)はインフルエンザを疑い、早期の受診を受けてください。
インフルエンザの迅速診断キットや抗インフルエンザウィルス薬はウィルスが盛んに増殖している、発症36時間以内の検査・使用が望ましく、48時間を越えると体内でウィルスは減少し始めるので、検査の陽性率や、抗ウィルス薬の効果は低下します。

インフルエンザの予防には、ワクチン接種が第一で、もしインフルエンザに羅患しても接種を受けておれば重症化を防ぐことが可能です。高齢者(特に集団生活者)、慢性心疾患、慢性肺疾患、糖尿病などの代謝性疾患、腎疾患を有する人や小児には接種を勧めております。

インフルエンザは他のカゼ症候群と違って死亡率が高い疾患です。
早期に抗インフルエンザウィルス薬を使用すれば重症化の防止と早期の治療が可能です。
当外科でも11月より予防接種を実施いたします。

2018年12月
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