当院で行っている内科治療について
上記以外にも協力医療機関からの紹介経過フォローをさせていただいております。
高血圧症には本態性高血圧症と二次性高血圧症が存在します。
高血圧症の大半は前者で加齢、生活習慣などから生じてきます。
減塩・減量・節酒・運動療法(生活習慣の改善)などを行い、それでも改善しない場合は降圧薬を内服して治療します。
高血圧症のなかで二次性が占める割合は5~10%程度であり、40歳以下の高血圧症はこちらの可能性が高くなります。
高血圧症自体はほぼ無症状のものですが、血圧の高い状態を放置していると動脈硬化が進み脳梗塞や心筋梗塞の危険性が高まりますので、より良い人生を送れるように治療を受けましょう。
糖尿病とは、インスリン作用の絶対的あるいは相対的な不足により引き起こされる糖代謝異常を主とする種々の代謝異常を来す疾患であり、Ⅰ型とⅡ型に分類されます。
抗GAD抗体や抗ラ氏島抗体による自己免疫疾患。子供の糖尿病は本来こちら。
いわゆる生活習慣の乱れから生じる糖尿病。大多数はこちら。
近年はペットボトル症候群などにより、小児期からⅡ型糖尿病を発症する子供たちが増えてきてます。
高血糖状態が継続しても困ったことに何の症状もありませんが、放置していると様々な合併症を来し失明したり人工透析が必要となります。
また虚血性心疾患や脳血管障害の危険性も高まりますので、積極的に治療しましょう。